前回に引き続き、認知症の方に対する接し方”バリデーション”の
テクニックについてお話していきます。
基本は、こちらから、
テクニックの前編(①〜⑥)はこちらからご覧ください。
今日は⑦〜⑭までお話していきます。
⑦タッチング
スキンシップにより、相手の感情に寄り添います。
・手のひらで頬をなでる。
・頭頂部から後頭部にかけてなでる。
等、他にもタッチングの方法はあるので試してみてください。
⑧極端な表現をする
例)「つらい」と言われた場合「これまでの人生で一番つらいのですか?」と返します。
最悪・最善な事態を連想させることで、不安を和らげます。
⑨反対のことを想像する
例)「物を盗まれた。」と言われた場合、「盗まれていない物は何ですか?」と返します。
反対の事を想像することで、ネガティブな感情をポジティブな感情に変換します。
⑩話を持続させる
何を話しているのかよく分からない時は「それはすごいのですか?」など、
曖昧な表現で話を持続させましょう。
⑪好きな感覚を用いる
視覚や嗅覚や触覚など、好きな感覚を見つけて話します。
例)色、手触り、香り 等
⑫はっきり低く優しい声で話す
⑬音楽を使う
よく口ずさむ曲や好きな曲を流して一緒に聞いたり、歌ったりします。
⑭満たされていない人間的欲求と行動を結びつける
言葉や行動にどのような意味があるのか想像し、相手の感情に寄り添いましょう。
以上がテクニックの14項目でした。
一度に全てを取り入れるのではなく、
その方に合うものを少しずつ試してみてください。
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