これまで、認知症と、高血圧についてお話ししてきました。
糖尿病という病気も、よく耳にする病気だと思います。
今日は、糖尿病についてお話していきます。
▼糖尿病ってどんな病気?
人の体の血液は、常に糖分(血糖)が一定の濃さになるように調整されています。
血糖の値を下げるインスリンが
①ほとんど出ない
②十分な量が出ない
③出るけど働きが悪い
ことにより、血管内の糖分が高いままになってしまう病気の事です。
▼インスリンってなに??
インスリンは血糖を下げる働きのあるホルモンです。
食事をして血液中の糖が増えることで、すい臓からインスリンが出て、その働きで血糖値が下がります。
▼血糖値とは?
血液中に糖分がどのくらいあるかを示す検査の値です。
血糖値の正常な値は、
空腹の時 80~100mg/dl
食後 140mg/dl 未満
とされています。
病院などでもらえる血糖測定器を使って、簡単に測ることができます。
▼糖尿病になったら、どうしたらいいの?
血糖値をあげるホルモンは、たくさんありますが、血糖値を下げるホルモンは、実はインスリンしかありません。
重症になると、毎日インスリンを注射しなければならないこともあります。
軽度から中度の糖尿病の方は、食生活の改善などの他、飲み薬を使って治療することがほとんどです。
飲み薬は、インスリンによって血糖を下げる仕組みそのものに、どう働きかけるかに違いがあります。
次回、糖尿病のお薬と、合併症についてお話していきます
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