引き続き、認知症についてお話していきます。
前回はCTとMRIの長所や短所等の違いについてお話しました。
今回は認知症の検査に用いる場合、どちらの方が適しているのかを表を使って比較していきましょう!
CTとMRIはどちらが良い?
CT | MRI | |
脳萎縮 | ◯ | ◯ |
海馬萎縮 | × | ◯ |
脳梗塞 | △ | ◯ |
脳血管 | × | ◯ |
※海馬・・・記憶を司る脳の器官(短期記憶から長期記憶へと情報のつなげる場所)
表を見るとわかるようにMRIはCTでは分かりづらい、わからないところまで診ることができるので、
脳の画像診断のではMRIが適した場合が多いです!
なので認知症の検査をしたい場合はMRI検査のできる病院への受診をオススメします。
認知症の検査には画像診断だけではなく「長谷川式認知症テスト」という簡易的なテストもあります。
認知症は早期発見・早期診断が大切です。本人は認知症ではないと思っている場合が多いため、
身近な人に気付いてもらうことが大切です。認知症かもしれないと思ったら早めに検査を受けてみましょう!
次回は「認知症による物忘れ」なのか、それとも「加齢による物忘れ」なのか
この二つの違いについてお話していこかと思います。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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