引き続き「痛み」についてお話ししていきます。
前回のおさらいです。
痛みは、軽くすぐにおさまるものもあれば生活にも影響がでてしまうほどのものまで様々です。
痛みが出た時にまず整理したほうが良いことは、
①痛みの原因を考える
②痛みの場所はどこか
③痛みの起こり方はどうか
という点です。
今日は、痛みの原因についてお話ししていきます。
(1)侵害受容性疼痛
この痛みを引き起こす刺激を侵害刺激といい、
ぶつけたり、切ったりする刺激を機械的刺激、
強い酸や、とうがらしによる刺激を化学的刺激、
冷却や、熱による刺激を熱刺激といいます。
また、侵害受容性疼痛は、体性痛と内臓痛に分けられます。
体性痛とは、皮膚・筋肉・骨・関節などの痛みで、痛む場所がはっきりしており、多くは急性痛です。
内臓痛とは、胸痛・腹痛・背部痛・腰痛などの痛みで、痛む場所が明確でないことが多いです。
このように、「痛み」といっても一概に同じではなく、原因や痛みの感覚は様々です。
次回は、神経の断裂や圧迫による、神経障害性疼痛についてお話ししていきます。
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