訪問看護って??その①

みなさん、訪問看護とは、どんなサービスを思い浮かべますか??
看護師さんがご自宅や施設に来て、医療的なケアを行ってくれるイメージではないでしょうか?
実は、それだけではないんです。
今日は、意外と詳しく知られていない、訪問看護について、お話していきます。

▶誰が来てくれるの?

看護の専門職(保健師、看護師、准看護師、助産師)が伺います。
リハビリテーションの専門職理学療法士作業療法士言語聴覚士が伺うこともあります。

▶訪問看護が受けられるのはお年寄りだけ?

子どもも含めて、様々な方が利用できます。
具体的に、どのような方が、訪問看護を利用するかというと、
①、病状が落ち着き、退院することになったけど、点滴などの管がたくさん繋がったまま
自宅に戻っても、自分や家族だけでは管理できない、という場合に利用できます。
②、末期がんなどで、自宅で最期を迎えたという方。
家族だけでの看取りに不安がある場合などに支援してくれます。
③、障がいを持つお子さんを育てる保護者の方自分たちだけでお子さんを育てるのは、医療的に不安があるという場合に利用できます。
このように、子どもから高齢者まで、そして、病状や障がいの重さにかかわらず、訪問看護を必要とするすべての人がサービスを受けることができます。

▶訪問看護って医療保険?介護保険?

実は、訪問看護は、医療保険介護保険の2種類あります。
基本的には、介護保険が優先的に適応されます。
(-_-;)介護保険には、限度があるから、医療保険適応がいいなぁ・・・
そうですね、
介護保険は、介護度によって1か月に利用できる金額が決まっています。
訪問看護を利用しすぎると、本来利用するはずだった、デイサービスや、ショートステイが介護保険内で、利用できなくなるかもしれませんね。
詳しくは、介護保険サービスを利用するには??(前編)(後編)をご覧ください。

では、どんな方が、訪問看護を医療保険で利用できるのでしょうか?
実は、医療保険が適応になるには、3つの条件があります。
次回、その3つの条件から、詳しくお話ししていきます。

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