数回に渡って、遺言作成についてお話ししています。
遺言作成は一人では手続きも多く、
大変です。
その為、弁護士、司法書士、行政書士など、
専門家に頼むという方法もあります。
では
専門家に頼むメリット・デメリットとは何でしょう?
▼専門家にお願いするメリット
・法的トラブルに繋がるのを防げる。
相続は、結果的に法的なトラブルに繋がってしまう事も
少なくはありません。
どういったことを書いておけばトラブルを防げるのか、
相続問題を実際に解決してきた専門家のアドバイスを元に
遺言書が作成できます。
・事前のチェックで有効性を向上できる。
公正証書遺言にしたからといって、
全て思い通りの相続になるわけではありません。
相続執行人や、遺留分の問題なども踏まえて
考えなければなりません。
相続執行人や、遺留分のご説明は、前回のブログでお話しています。
例えば、その人がなぜこの相続をする経緯に至ったのか、
このような場合はどうするか、
など、相続の背景が分かった上で遺言書を作成してもらえます。
▼専門家にお願いするデメリット
・費用がかかる。
依頼する職種によっても費用は変わりますが、
遺言書の作成のみだと、
10~20万円が相場です。
上記のように、専門家に依頼すると、
確実な相続ができるというメリットがありますが、費用がかかる以外に、
デメリットは特にありません。
10~20万円という金額は、決して安くはありません。
しかし、ご自身の相続財産の大きさや、
理想的な相続の実現を前提とすれば、
必要なコストという考え方もできるでしょう。
誰にお願いしたら良いのか分からない、
という方は、専門の方をご紹介できるので、
お気軽にご相談ください。
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