最低生活費の計算方法

前回に引き続き、生活保護についてお話ししていきます。
では、少し前回のおさらいをしていきます。

生活保護を受けられる条件に、
「最低生活費より収入が少ない。」
という条件があります。
今日はこの最低生活費について詳しくお話していきます。

▼最低生活費の計算方法は??

計算に用いるのは以下の3つ
①居住地(等級)
②年齢
③世帯人数
です。

生活扶助は、
①居住地(等級)②年齢③世帯人数
から算出され、
住宅扶助は、
①居住地(等級)③世帯人数
から算出されます。

例えば、①高松市(2級地-1)②75歳以上③単身の方の場合、
生活扶助 65,470円
住宅扶助 37,000円
計 102,470円となります。

※加算などはなしの場合の概算です。

▼生活保護になると免除されるものってなに?

国民年金保険料
国民健康保険料
介護保険料
介護サービスの利用料金(介護扶助)
・雇用保険料
・住民税や所得税、固定資産税などの税金
医療費(医療扶助)
・水道料金の基本料金
・公営住宅の入居の保証金と共益費
・NHKの受信料
・公立高校の授業料
・保育園の保育料
・粗大ゴミの廃棄料金
・出産費用(出産扶助)
・働くために必要な技能の習得にかかる費用(生業扶助)
・葬儀代(葬祭扶助)
などです。

このように、生活保護を受けるようになると、
生活扶助、住宅扶助といったお金の支援が得られ、
また、様々な支払いの免除を受けることができます。

次回は、生活保護でも受けられる加算についてお話ししていきます
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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