先日、仏生山にある婦人会の「長寿会」さんにて、
お話をさせていただきました。
今回で、お話させていただくのは、3回目になります。
①介護保険や入院などの医療に関すること
②高齢者向け住宅のお話
③病気のお話（高血圧、糖尿病、認知症など）
についてお話しました。
今回は特に、病気のお話や認知症について
詳しくお話させていただきましたが、
「認知症のはじまり」については特にみなさん興味を持って聞いて下さりました。
・物忘れ ・場所が分からなくなる など、
一般的な認知症の分かりやすい症状だけでなく、
認知症のはじまりには思いがけない症状もあります。
例えば、お孫さんがたくさんいる方の場合、
今、目の前にいる孫が、長男の子供なのか、次男の子供なのか分からない。
といった現象や、
ペットボトルの蓋を開けようとしても、うまく回せない
といった現象が起きる場合があります。
認知症の初期では、目に見える空間の認知機能が低下します。
そのため、初期の段階から『回転』を必要とする動作に弱くなります。
握力が落ちて開けられないのではなく、
『回転』という動作がよくわからなくなるのです。
講演の後には、
Qデイケアやデイサービスに、毎回ついてきてくれる
ケアマネジャーさんにはお金を払わなくていいの？
というご質問をいただきました。
Aケアマネさんのお給料は、介護保険から支払われているので、
「個人からお金を支払う」ということはしなくても大丈夫です。
このように、お年寄りに身近な病気や、
介護保険や医療についてのお話しもできますし、
ケアマネジャーさんなど専門職の方には、
権利擁護や貧困、障害福祉などについてもお話できます。
講演費等いただきませんので、お気軽にお問い合わせください。
次回からは、引き続き、介護保険の負担割合についてお話していきます。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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