歯科衛生士の仕事って??

今日は、歯科衛生士という職業について、お話ししていきます。
歯科衛生士は、歯医者さんで虫歯の治療の手伝いをしたり、
お口の中をお掃除するだけじゃないの?と思われるかもしれませんが、
それ以外にも歯科衛生士は、歯医者さんに来るのが難しい方のために、
自宅や施設に行って、治療(歯の、治療や、入れ歯の調整)をしたり、お口の中をきれいにしたりします。

▼上手に磨ける?

皆さん、友人や家族に歯磨きをしたことはありますか?
自分で自分の歯を磨くのは、慣れていて簡単なのに、人の歯を磨くのは、
力加減や磨く時のポジションなど、実は難しいのです。

▼お年寄りの歯は、汚れやすいの?

皆さん、食べ物を食べている時を想像してください!
歯で嚙むことはもちろん、舌やほっぺたもたくさん動いていませんか?
歯に挟まったものを舌で取ったり、歯茎と唇の間にたまった食べ物を舌で取って飲み込んだりしていますよね。
この動きによってお口の中に食べカスが残ったままの状態を防げます
脳梗塞などで麻痺が残ってしまった方や、認知症の方は、
お口が上手く動かせずに、ただただ飲み込むだけになってしまい、
ご飯を食べた後のお口の中は食べカスでいっぱいになってしまいます。
このようにお口の中が汚れたままだと、以前のブログ(言語聴覚士って?「食べる編」)でもお話ししたように、
誤嚥性肺炎という病気になってしまいます。
その他にも、お口の中にいる細菌により、感染症や発熱を起こしたり、
唾液が出にくくなりお口の中が乾燥し、口臭味覚障害の原因になってしまいます。
お口の中をきれいに保つ事は大切ですね(>_<)

▼歯科衛生士がお口のケアで気を付けていること

まずは、歯磨きをする時の姿勢です。
正しい姿勢で行わないと、唾が気管に入りやすくなったり、
歯磨きをしている側も、されている側も疲れてしまいます。
次に、指の使い方です。
歯磨きをしていて、指を嚙まれたことはありませんか?
それは指を置く位置が正しくないからです。指は必ず歯の外側に置くように心掛けます。
お口を中々開けてくれない人には、マッサージをして緊張をほぐしてからケアを行います。

「お口の中がきれいになると、様々な病気の予防にもなり気持ちいい。」
と思ってもらえることが、歯科衛生士のやりがいでもあります。

皆さん、歯科衛生士について、お分かりいただけましたか?
様々な職業についてのお話しは、一旦終わりです。
次回は、お口のケアについて、お話ししていきます。

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