引き続き、認知症についてお話していきます。
少し前回のおさらいをしていきます。
認知症かも?と思っているのに、受診を先延ばしにすると、
突然徘徊で行方不明になったり、交通事故に遭ってしまう可能性があります。
また、受診前には、事前に伝えたいことをメモしておきましょう。
そして、ふだんの本人の様子を知る人が同行し、
このような出来事があった、など
認知症にまつわるエピソードを話すと良いでしょう。
今日は、認知症では?と思った際に、
誰でも簡単にできるテストについてお話していきます。
▼改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
みなさん、「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」という言葉を聞いたことはありますか?
こちらは、認知症の審査を目的に使われる、
簡単な認知機能のテストです。
記憶を中心とした大まかな認知機能障害を調べます。
▼なぜ、テストの名前が長谷川なの?
1974年に長谷川和夫さん達によって開発され、
今では認知症の診断にあたって信頼性の高い評価方法として、
多くの医療機関で使用されているからです。
人の名前が入っているので覚えやすいですね!
▼評価方法
9つの評価項目、30点満点で構成されています。
20点以下だった場合、認知症の疑いが高いとされています。
★テストにかかる所要時間は5分~10分程度です。
このテストは、5分~10分程度でできるうえに、
お家でも、ご家族ができるような簡単なテストです。
特別な機材などは必要ありません。
次回、テストの内容ついてお話していきます。
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