引き続き、お年寄りに多い病気についてお話していきます。
では、前回のおさらいです。
お年寄りが寝たきりになる大きな要因に「骨折」があります。
足元がおぼつかず、転倒のリスクが高くなる事や、
骨粗しょう症により骨がもろくなる事で、
お年寄りは若い人より骨折しやすくなります。
骨粗しょう症とは
骨の量が減って骨が弱くなり、
骨折しやすくなる病気です。
閉経後の女性は、女性ホルモンの低下と加齢によって
骨が弱くなっており、
日本では、
50歳以上の女性の3人に1人は
骨粗しょう症になるといわれています。
骨粗しょう症の検査
“骨密度”という言葉をよく聞きますが、
骨密度とは、カルシウムなどのミネラルが
骨にどのくらい含まれているかの判断基準となります。
骨密度は、一般的にレントゲンや超音波で測定します。
骨粗しょう症の治療
治療の目的は、骨の強度を高めて骨折を防ぎ、生活の質を保つことです。
治療法は、主にお薬による治療で、食事療法と運動を並行して行います。
では、骨粗しょう症のお薬にはどんなものがあるのでしょうか。
次回、お薬についてお話していきます。
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