引き続き、認知症についてお話していきます。
少し前回のおさらいをしていきます。
みなさんがよく耳にするアルツハイマー型認知症の他にも、
レビー小体型認知症といって、
パーキンソン症状(小きざみ歩行、手足の震え、筋肉が固まるなど)
が現れたり、
「あそこに人がいる」などリアルな幻覚がでることがあります。
また、
前頭側頭型認知症といって、
理性や感情をつかさどる部分が損傷される認知症もあり、
以前はまじめだった方が、
万引きや痴漢で逮捕される場合もあります。
では、実際に認知症の診断はどのようにされるかというと、
まず、画像診断という診断方法があります。
画像診断の目的
確認するのは、
① 脳の形態
脳の萎縮の程度や、病変がどのくらいの範囲に及んでいるか
などを確認します。
② 脳の血流・代謝
脳の血流を見ることで脳が働いているかどうかを判断します。
認知症の種類のよって、働きが低下する部分に違いが見られます。
画像診断の意義
▼認知症かどうかを確認
(早期発見も含みます)
▼どのタイプの認知症か
▼症状の進行度
▼治療薬の選択など、
治療方針に関わる客観的な判断基準となる
認知症の画像診断というと、
CTやMRA・MRIを思い浮かべるのではないでしょうか。
次回、各種特徴や違いをお話していきます。
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