今日は理学療法士という職種についておはなししていきます。
前回のブログでも少し出てきましたが、
理学療法士はPT(Physical Therapist)とも呼ばれます。
▼理学療法士ってなに??
例えば、寝たきりになった時、関節や筋肉を動かさない状態が長く続いてしまうと、体が固まってしまいます。
そうなると、足が曲がらなくなったり、腕が上がらなくなってしまいます。
すると、階段を上りづらくなったり、転びやすくなったり、洗濯物を干せなくなってしまいます(>_<)
理学療法士は、手や器具で、関節をのばしたり筋肉の衰えを防いだりして、
日常生活や社会生活で困らないようにします。
▼理学療法士の仕事内容って??
関節のこと…
関節は、長期間動かさなかったり、怪我や病気、加齢によって関節が固くなってしまうことがあります。
理学療法士は、関節が固くなるのを防ぐために、
運動療法や物理療法(温熱、電気等を治療目的に利用すること)などを用いて、
基本動作を再び行えるようにしたり、維持を支援します。
筋肉のこと…
体を動かすためには、関節だけでなく、関節を動かすための筋肉が必要です。
筋肉をほとんど動かさない状態が3~5週間続くと約半分の筋力が失われてしまうと言われています。
理学療法士は、筋力の低下を防ぐために、各部の筋力を評価し、トレーニングを行います。
基本動作のこと…
私たちは、筋肉を使い、関節を動かして、
寝返る・起き上がる・座る・立つ・歩くなどの
基本的な動作を組み合わせて生活しています。
理学療法士は、このような基本的な動作の機能回復や維持の訓練を行います。
例)
・座っているときのバランスを保つ練習
・立ち上がりから移動の練習
・実際にトイレの中に入っての衣服(ズボン、パンツ)の着脱の練習
・在宅復帰に向けた福祉用具の選定、住宅改修、家具の配置、介助方法の助言など
治療や支援の内容については、
理学療法士が対象者ひとりひとりの身体能力や生活環境等を十分に評価し、
それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。
理学療法士という職種についてお分かりいただけましたか?
次回は、作業療法士(OT)という職種についておはなししていきます。
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