前回のおさらい
前回は「医者が確認すること」として、診察で医師が確認する4つのポイントをお話ししました。
主訴(一番つらい症状)を最初に伝える
痛む場所は具体的に、指さしや図で示す
痛み以外の症状もあわせて伝える
痛みの強さや性質は、動作や場面とセットで具体的に伝える
今回は、その中の「どのように痛むのか」を伝えるヒントとして、痛みの種類ごとの表現をご紹介します。
痛みは大きく2タイプに分けられます
痛みの表現は、原因によって大きく侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛に分けられます。さらに侵害受容性疼痛は、体性痛と内臓痛に分かれます。
体性痛──痛む場所がはっきりしている
皮膚や筋肉、関節などの痛みで、痛む場所が明確なのが特徴です。
一瞬の鋭い痛み
刺し込むような痛み
焼けるような痛み
筋肉や関節のうずく痛み
内臓痛──痛む場所が「この辺り」としか表現できない
内臓に由来する痛みで、場所を「この辺り」としか表現できないことが多いのが特徴です。
押されるような痛み、絞られるような痛み
鈍痛
神経障害性疼痛──神経そのものの痛み
神経が障害されて起こる痛みで、独特の表現になります。
チクチクと針で刺されるような痛み
電気が走るような痛み、焼けるような痛み
ジンジンする、ビリビリする
まとめ
痛みは「侵害受容性疼痛(体性痛・内臓痛)」と「神経障害性疼痛」に分けられる
体性痛は場所が明確、内臓痛は「この辺り」としか言えないのが特徴
神経障害性疼痛は、チクチク・ビリビリ・電気が走るなどの表現が特徴
痛みの言葉を医師に伝えることで、診察の手がかりになる
「どんなふうに痛いか」を言葉にするのは難しいものですが、上のような表現を参考にしてみてください。
気になる症状がある方は、我慢せずに、まずはかかりつけの医師や医療機関に相談してみてください。

