引き続き「痛み」についてお話ししていきます。
前回のおさらい
前回は、痛みとかゆみの関係について学びました。
- かゆみと痛みは別の神経で伝わる
- 痛みの刺激がかゆみを抑えてくれる
- だから、かゆいところをたたくと楽になる
今回は、「しびれ」について見ていきましょう。痛みとしびれは違うものなのでしょうか?
「しびれ」って何だろう?
しびれにはいろいろな種類がある
「足がしびれた」と言うとき、実は人によって感じ方が違います。
よくある表現
- 正座をして足がしびれた
- ビリビリする
- ジンジンする
- 感覚がない
- 足が思うように動かない
同じ「しびれ」という言葉でも、実際には違う症状を指していることがあるのです。
しびれの正体
しびれは大きく2つに分けられる
医学的には、「しびれ」と表現される症状は主に2つあります。
1. 感覚障害
- 皮膚の感覚が鈍くなる
- 感覚が完全になくなる
- ビリビリ、ジンジンする
2. 運動麻痺
- 体のどこかが動かない
- 力が入らない
- 大脳からの運動の指令が届かない状態
同じ「しびれ」でも、「感じ方の問題」なのか「動かせない問題」なのかで、意味が全く違うんですね。
よくある正座のしびれ
正座で足がしびれるのはなぜ?
長時間正座をすると、こんな症状が出ます。
- 足先がビリビリする
- 感覚が鈍くなる
- 足首が思うように動かない
これは、神経が圧迫されているからです。
一時的なしびれの仕組み
正座によるしびれは、多くの場合、一過性のものです。
何が起きているのか
- 正座で足の神経が圧迫される
- 血流も悪くなる
- 神経が正しく働けなくなる
- 感覚が鈍くなったり、動かしにくくなる
立ち上がると
- 圧迫が解除される
- 血流が戻る
- ビリビリとした感覚(これも一種の痛み)
- やがて元に戻る
このビリビリする感覚は、神経が回復する過程で起こる痛みなのです。
痛みとしびれの関係
しびれと痛みは別もの?
実は、しびれと痛みは深く関係しています。
しびれに伴う痛み
- ビリビリする痛み
- ジンジンする痛み
- これらは神経性の痛み
しびれによる感覚の変化
- 感覚が鈍くなる
- 痛みを感じにくくなることも
- 逆に、普通の刺激で痛みを感じることも
注意が必要なしびれ
こんなしびれは要注意です。
すぐに受診すべきしびれ
- 突然起こった強いしびれ
- 片側だけのしびれ
- 言葉が出にくい、ろれつが回らない
- 激しい頭痛を伴う
これらは脳卒中などの重大な病気のサインかもしれません。
長く続くしびれ
- 数日経っても改善しない
- 徐々に悪化している
- 日常生活に支障が出る
糖尿病や椎間板ヘルニアなど、治療が必要な病気が隠れている可能性があります。
しびれを感じたときの対処法
正座によるしびれの場合
その場でできること
- ゆっくり姿勢を変える
- 急に立ち上がらない(転倒の危険)
- 軽くマッサージする
- 少し待てば自然に回復する
長く続くしびれの場合
早めに医療機関へ
- 整形外科
- 脳神経外科
- 神経内科
しびれの場所や症状によって、適切な診療科が異なります。受付で相談してみましょう。
まとめ
しびれは、痛みとは違う感覚ですが、深く関係しています。
重要なポイント
- しびれには「感覚障害」と「運動麻痺」がある
- 正座のしびれは神経の圧迫による一過性のもの
- ビリビリする感覚は、神経が回復する過程の痛み
- 突然の強いしびれや長く続くしびれは要注意
大切なこと
「ただのしびれ」と思っても、重大な病気のサインかもしれません。特に、突然起こった強いしびれや、長く続くしびれは、必ず医療機関を受診してください。早期発見・早期治療が、あなたの健康を守ります。
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